収穫の喜び

『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』

正岡子規の有名な一句ですね。

本住寺の鐘楼の鐘は、残念ながら戦争に供出したっきりでつるされていないのですが、

鐘楼の横に、柿の木が1本生えています。

この柿の木、小さいながらもたわわに実をつけてくれるのです。

本堂が新しくなる前の御会式の時には、収穫をして御本尊様へお供えさせていただいたものです。

いつ収穫をしようか悩んでいたところ、近所の檀家さんから『収穫しましょう!』とお電話をいただき、収穫することに。

昨年は天候のせいか不作で、たった3個しか収穫出来なかったのですが、今年は鈴なりに実っています。

持参して下さった高枝切りバサミで、次々と柿を収穫していきます!

柿が沢山ついた枝は重たいので、ハサミから滑り落ちてしまうことも。

一番高いところについている実は、カラスや鳥たちの為に残しておいてあげました。

    

収穫の後は、もちろん味見です。

程良く熟れた柿は甘みも充分で、とても美味しかったです。

お手伝いくださった皆様、本当にありがとうございました!!

 

また、お手伝いに来て下さった檀家さんの一人が、葉牡丹の鉢植えを玄関に置いて下さいました。

種から育てたという葉牡丹はとても大きくて綺麗です!

折角いただいても、枯らしてしまわないか不安に思っていたら…

『大丈夫!時々様子をみながら手入れをしますから!』という心強いお言葉をいただきました。

鉢植えを置いただけで、玄関の前が華やかに見えますよね。

ありがとうございました!!