六ツ森ケイ子 こぢょっこでらいぶVOL.11
2011年12月18日(日) 12:00~
会費 ¥3,500
演奏 : 六ツ森ケイ子(箏) ・ 六ツ森ヒロ(尺八)
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六ツ森ケイ子 こぢょっこでらいぶVOL.11
2011年12月18日(日) 12:00~
会費 ¥3,500
演奏 : 六ツ森ケイ子(箏) ・ 六ツ森ヒロ(尺八)
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本住寺に一本だけある柿の木も、今年はたわわに実をつけております。
日に日に色見を増してゆく柿の実を見ていると、しみじみ秋を感じます。
重たげに下がった枝から柿の実を収穫し、お茶請けにお出ししてみました。
柿は嘉気(かき)とも言われ、めでたい兆しや運気が上がる食べ物なのだとか。
旬の柿を美味しく食べて運気が上がるのですから、こんなに嬉しいことはありませんね。
それから、今日は檀家さんの一人から、嬉しいお土産をいただきました!
身延山名物の『みのまん』と、ワイン用のブドウが入っている『月の雫』というめずらしいお菓子で、早速、皆さんと一緒にいただきました。
『どうしてもお参りに行きたくなって…』と、単身・日帰りで身延山へ行って来られたそうで、お土産話にも花が咲きました。
久しく総本山へのお参りが出来ていない住職にとっては、とても羨ましいお話でした。
身延のお山は、何度訪れても本当に素晴らしいところで、気持ちが洗われます。
お寺の再建もできたことだし、近いうちにお参りに行く機会を作りたいと思いながら、はや数年が経ちました。月日の経つのは早いものですね。
唱題行に先立ち、お経や作法について、少しお話をさせていただきました。
こうして皆さんと共にお釈迦さまの説かれた教えについて少しずつでも触れていくことができるののは、
とても嬉しく、有り難いことだと思います。
そして回を重ねるごとに思うことですが、
だんだん良くなる法華の太鼓!
お題目を大きな声で繰り返していくうちに、打ち鳴らす太鼓の音も力強くなっていきますね。
一生懸命にお題目を唱えた後は、呼吸を整えながら、心を鎮める深心行です。
姿勢を正して、目は閉じてしまわずに、静かにゆっくりと深~い呼吸を繰り返します。
御宝前のお祖師さま方! 今日の法味は如何でしたか。
次回の信行唱題会は
11月20日(日)午後2時~です。
が、その前に11月7日は旧暦10月12日となり、午後6時半より本住寺の
「お会式」がございます。より大勢の皆さんと共にお題目が唱えられますように、
どうぞお誘い合わせの上ご参集下さいませ。
今日から10月に入り、いよいよ秋が深まってまいりました。
本住寺にある金木犀も小さな花を沢山つけ、境内いっぱいに香っております。
この香りを嗅ぐと、しみじみ『あぁ、秋だなぁ』と感じますね。
空を見上げると、うろこ雲が広がっていました。
さて、秋と言えば『食欲の秋』『スポーツの秋』『読書の秋』等々、連想されるものが沢山ありますね。
毎年専ら『食欲の秋』な日々を送っていたりしますが、本日は『学びの秋』と洒落込んで、こちらも今が旬なフェイスブックの講習会に行ってまいりました。
講師の方々の丁寧な説明を聞きながらパソコンの画面とにらめっこ! 四苦八苦しながらではありますが、何とかさわりの部分を実践できました。
新しい知識に触れることは、難しくもありますがとても刺激的で、寝ボケ頭の防止にもなり楽しいものです。
それから、今回の講習会にご一緒させていただいた皆様との新たなご縁も嬉しいものでした。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
今回学んだことを、どうお寺作りに活かしていけるのかわかりませんが、『来られた方が笑顔になれる』お寺になるようスマイルフェイスのブック作りにいそしんでまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
『暑さ寒さも彼岸まで』とはよく言ったもので、秋風爽やかなお彼岸となりました。
彼岸とは、春分・秋分の日を真ん中に前後各3日、迷いの世界=此岸(しがん)から、悟りの世界=彼岸(ひがん)へ渡るべく、六波羅蜜(ろくはらみつ)修行を実践する期間のことです。
六波羅蜜とは、【布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)】の6つのことで、簡単に言いますと【施す・つつしむ・我慢をする・はげむ・心をしずめる・智慧をみがく】ことになります。
この6つのことを心がけて日常生活の中で自らを振り返り、生かされていることをあらためて仏さまやご先祖さまに感謝する大切な期間なのです。
お彼岸の中日にあたるこの日、本住寺では春のお彼岸に引き続き、すべての檀家さんのご先祖さま・本住寺歴代の諸上人・東日本大震災や台風等の災害でお亡くなりになられた方々の為に、本堂でご供養のお経をあげさせていただきました。
また、お申し込みいただいた卒塔婆は、住職が1本1本心を込めて丁寧に書かせていただき、彼岸会の法要に併せてご供養させていただきました。
お忙しいのにも拘らずお参り下さった皆様、本当にありがとうございました!
法要の後には仏さまにお供えしたおはぎを皆様と一緒にいただきました。
秋のお彼岸にお供えする『おはぎ』と春のお彼岸にお供えする『ぼた餅』は、実は同一の物で、季節によって呼称が違うだけなのだということをご存知でしたか?
春は牡丹の花、秋は萩の花の色や形になぞらえて呼び分けているのだとか。
この他にも、夏には『夜船』冬には『北窓』と呼ばれるのだそうです。
こちらの謂れは、お餅のように搗(つ)かないことから「つきしらず」→夜の舟はいつ着いたか判らない「着き知らず」→『夜船』となり、同じく月の見えない北側の窓「月知らず」→『北窓』となったそうです。
同じものであっても季節によって呼び分けて季節を楽しむ、昔の人の繊細さはとても素敵ですね。
私達も季節の中で、仏さまやご先祖さまに感謝の心を忘れずに過ごしてまいりましょう。
今回はいつも参加してくださる渡辺洋子さんと井上やす子さんからのお申し出により、
お月見にあやかってお抹茶をいただく風流な信行唱題会となりました。
今回は住職の法話の代わりに、お茶をいただく際の簡単な作法を教えて頂きました。
茶道の嗜みがない住職も、教えていただきながら、ぎこちない手つきで挑戦です。
いつもより賑やかで和気藹々とした雰囲気の中、とても楽しくお茶をいただきました。
普段、お抹茶をいただく機会はなかなかありませんが、こうしていただくと、とても良いものですね。
沢山の素敵なお茶碗は井上やす子さんが、お抹茶とお菓子とお花は渡辺洋子さんがご用意下さり、井上利子さんがお手伝い下さいました。
本当にありがとうございました!
茶道も仏道も、作法はとても大事なものですね。
作法と聞くと、堅苦しい様式化された言葉や動作を想像しがちですが、その本質は、敬意や愛情などの温かい真心が、言葉遣いや立ち居振る舞いに表れ出たものだといいます。
人が他人や物事と関わりあう時は勿論、神仏と向き合う時には、真心がとても大切ですし、その真心を伝える為に、作法は必要となってくるのではないでしょうか。
表面だけいくら取り繕ってみても、その言動に心が伴わない場合に虚しく感じられるのもこのためでしょう。
信行唱題会では、御宝前での合掌・礼拝のやり方やお数珠のさばき方など、神仏と向き合う時の作法も実践してまいりましたが、始めたばかりの頃に『お作法を習って実践することで、仏さまに心が通じたような、とても近くに感じられる気持ちになりました。』という感想をいただいたことがあります。
神仏は遠くにおられるのではなく、常に私達の側にいて、ご守護くださっております。
ちょっとした心がけから、そのことを更に身近に感じられることは、とても素敵なことですね。
形だけに囚われてしまうのではなく、作法は真心を伝えるための一つの手段として、生活の中に楽しく取り入れてみるのはいかがでしょうか?
これからも皆様と共に、楽しく手を合わせていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
興味をお持ちになった方は、是非、お気軽にご参加下さいませ!
思い起こすことちょうど半年前、未曾有の被害をもたらした東日本大震災がおこりました。
震災に巻き込まれ亡くなられた方々のご冥福を祈り、また、一日も早い復興を心から願い、
ライブに先立ち、この場にいる全員で黙祷を捧げました。
ライブでは六ツ森先生の指先から生まれる美しいメロディにうっとりしたり、
ご夫妻の息の合った軽妙なトークに思わず笑ってしまったり。
秋にちなんだ曲を演奏に合わせて皆で歌う場面も。
太鼓のリズムにも合わせて、楽しいですね!
六ツ森先生と住職のトークコーナーです。
ドキドキしながらも、楽しくお話をさせていただきました。
トークの中でもお話をさせていただきましたが、今宵の中秋の名月は満月です。
六ツ森先生の『満月の夜』を聞きながら、お月見をしてみるのは如何でしょうか?
となります。
詳細が決まり次第お知らせ致しますが、また素敵なライブになりそうですよ。
是非、お楽しみに!!