朝夕はまだ冷え込むとはいえ、少しづつではありますが日足が伸びて、
春の訪れを感じられるようになってまいりました。
パラパラと雨がちらつく日曜日、こぢょっこ寺では
花まつりにお接待で振舞う『かき餅』を、皆で作りました。
平成27年2月22日(日)午後1時より
『かき餅講習会 その1』
昨年までは、出来上がったかき餅をお供えいただいておりましたが、
今年からは、教わりながら皆と一緒に作ってみよう!ということになり、
本住寺の料理隊長・別府さんを講師に『かき餅講習会』を開催いたしました。
本堂の軒下なら、多少雨が降っても大丈夫!
白い分を2升、豆入りの分も2升、大きな蒸籠で蒸し上げます。
蒸しあがった餅米にお砂糖を加えて搗いたら、あっという間に出来上がり!
型に入れたら、あとは固まるのを待つだけです。
かき餅を搗くだけでは、ちょっと寂しいかな…と思っていたところ、
なんと!豆大福の準備までしてきてくれておりました。
さすがは料理隊長殿です!!
搗きたてのお餅で餡子を包んだら、豆大福の出来上がりです。
早速、出来立ての豆大福をいただきます。
大きな口で、あ~ん……お!美味し~い!!
贅沢なおやつに、住職も大満足です。
沢山出来た豆大福は、皆で分け合い、お土産付の講習会となりました。
習った内容につきましては、後日、妙紀がレポートをまとめて
ご報告させていただくそうなので、お楽しみに?!
平成27年2月26日(木) 午前10時より
『かき餅講習会 その2』
さて、かき餅講習会の第二弾です。
型に入れて固まったかき餅を、スライスして干す作業を皆でしました。
固まった餅をブロックに切り分け、さらに固まるのを待つこと2日。
イイ塩梅に固まっております。
講師の別府さんには、餅切機を持ってきていただきました。
こぢょっこ寺でも、色々お道具を揃えていかねばなりませんね。
簡単に薄くスライス出来る餅切機は、本当に便利なのですが・・・
なかなかに力が要る作業です。
少しずつ押し出して、スライスしていく様子を、興味津々に覗き込む住職。
やってみたくて、ウズウズしているようです。
別府さんに代わって、やらせてもらうことに!
ブロックの豆餅を押し当てて…グッと歯を下ろして、サクリ。
女性には力の要る作業でしたが、住職にかかればサクサク簡単なようです。
最初は恐る恐る切っておりましたが、手際よく次々とスライスしておりました。
スライスしたかき餅は、重ならないように並べて干します。
手分けをして、綺麗に並べていただきました。
あとは、このまま20日程、陰干しします。
本日のおやつは、かき餅の切れ端をグリルで炙ったものを
黒豆茶と一緒にいただきました。
これまた、美味しい!!
最後になりましたが、お道具等をすべて用意した上でご指導くださった別府さん、
そして、お忙しいところお手伝いくださいました信行会の皆様、
本当にありがとうございました!
乾燥したかき餅は、5月24日の花まつりの時に、
こぢょっこ寺特製の椿油でサックリ揚げて、皆さまと一緒に味わう予定ですので、
どうぞお楽しみに!!