平成25年11月14日(木)午後6時30分より

宗祖御入滅 第732回忌 本住寺 御会式法要

 旧暦10月12日(本年は11月14日)

本住寺では宗祖御入滅第732回忌のお逮夜にあたり

日蓮大聖人を偲び、御会式法要を執り行いました。

ご多忙中にもかかわらず、大勢の檀家さんがお参りくださいました。

今年からは、谷本講中の皆様が、お寺の御会式法要へ

お参りしてくださることになりました。

ご参拝くださいました皆様、本当にありがとうございました。

この日は、天気予報では雨の予報が出ておりましたが、

小春日和の穏やかな一日となりました。

午後からは信行唱題会の面々がお接待の準備に駆け付けてくださり、

和気藹々とした雰囲気の中、お赤飯と芋煮汁を用意しました。

モチ米や小豆、奈良漬、芋煮に入る里芋やお野菜など、

すべて檀家さんが作られたものばかりで、地産地消のお接待となりました。

愛情たっぷりに育てられた材料で作られたお赤飯と芋煮汁は、

とっても、とっても、美味しく出来上がりました。

お供えくださった皆様、ありがとうございました!!

 

食べ物のお接待だけではありません。

玄関前を彩る鉢植えには、丹精込めて育てられた金のなる木が!

とっても大きな幹に、今にも咲きそうな蕾がびっしりとついています。

その周りを囲むように置かれた葉牡丹も、種から大切に育てられたものです。

1年を通して様々な鉢植えを飾り、水やり等のお手入れも欠かさずしてくださり、

お寺に来られる方の気持ちを癒してくださるI様、

いつも本当にありがとうございます!

玄関前やお座敷等、お寺のいたるところを美しく彩る生け花は

檀家さんのお花の先生によるものです。

とてもお忙しい方なのですが、お寺の為にと張り切って活けてくださいました。

お花を生ける姿がとても楽しそうで、いつも元気を貰っております。

本当にありがとうございました。

 

その他、檀家総代さんや各地区の世話人さん等、

多くの方々の手助けにより、今年も御会式法要を執り行うことが出来ました。

これも、お寺を大切に思って下さる檀家さんのおかげと、深く感謝しております。

檀家の皆様、本当にありがとうございました。

 

今年から、本住寺では大きめのモニターを導入しました。

御会式の法要の前には、お茶菓子に『身延饅頭』を食べながら

本場『池上本門寺』の万灯練り供養の映像を鑑賞したり、

法要の後には、お接待のお赤飯と芋煮汁を食べながら、

7月の団体参拝の写真や、梵鐘の火入れ式から完成までの様子を

スライドショーにて楽しんでいただきました。

今後もこのモニターを活用して、皆さまと共に楽しめるよう、

様々な趣向を凝らしていけたらと思っております。

本住寺の御会式は、本堂を建て替えるずっと以前から

檀家さんの手で護り行われてきた、年に一度の大切な法要です。

本堂が出来たことで、お参りしてくださる方も増え、

少しずつ盛大さを増したこと、本当に有難いことだと思います。

今後も、檀信徒の皆様と共にある楽しいお寺を目指して、

より多くの皆様にお参りいただけるよう、精一杯勤めてまいりますので、

まだ参ったことのない方もお気軽にお参りくださいますよう

どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成25年10月7日(月)
信行唱題会 10月(最上稲荷参拝)

平成25年10月19日(土)
観音経写経会 10月

たわわに実った稲が重そうに頭を垂れ、収穫の喜びが感じられるこの季節、

本住寺では10月の信行会を執り行いました。

合掌の秋!に信行会にご参加くださいました皆様、

本当にありがとうございました。

10月の信行唱題会は、いつもとは趣向を変えた課外実習として、

住職の勤め先でもある『最上稲荷』へ参拝に行きました。

秋晴れの爽やかなお天気にも恵まれ、和気藹々と楽しいお参りとなりました。

皆さん、最上稲荷へお参りに行ったことはあるけれど、ご祈祷を受けたり、

境内を回ったことがないということから持ち上がった企画です。

まずは手水で身を清め、住職の案内で境内を散策しました。

本殿裏にある石彫や、七十七末社、旧本殿、妙見堂…等をゆっくりと巡ります。

そのあと11時から本殿でのご祈祷は、

この回だけ特別に住職が導師を勤めるなか修法を受け、

『八大龍王』『最上位経王大菩薩』『三面大黒天』の順に

御開帳された最上三神をお参りさせていただきました。

ご祈祷の後は、なんだか身体が軽く感じられるから不思議ですね。

その後、最上稲荷総本山執事長:杉本泰潤上人に、和室で法話をしていただきました。

最上様の歴史などもわかりやすくお話しいただき、とても有難いひと時となりました。

それから、大客殿に移動し『寒松庭』という庭園を拝観。

お庭の美しさと、職員の方の丁寧な説明がとても良かったです。

そして、『根本大堂』をお参りした後は、宿坊の『顕妙閣』へ。

御宝前である真観の間の最上三神を間近で拝しご挨拶した後は、

いよいよお待ちかねの精進料理をいただきます。

案内されたお座敷は椅子席で、10月は松茸!も入っている贅沢なお料理で、

料理長の手により丁寧に作られた和食に、目も舌もみんな大満足だったようです。

その後、車で山内の急な坂道を上がった先にある『洗心閣』表堂に向かい、

洗心池の八大龍王尊像を拝し、普段は閉まっている表堂にて

特別に太鼓を叩いてお題目をあげる『信行唱題会』をさせていただきました。

あわせて、先日ご逝去された唱題会に来られていた仲間を偲び、

みんなで、ご冥福をお祈りするお経をあげさせていただきました。

お寺で一生懸命唱題行をしたり、お経やお作法の勉強をすることも大切ですが、

たまにはこうして、実践を兼ねたお参りに出かけるのも楽しいものですね。

ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました!

10月の『観音経写経会』は、曇り空で肌寒い中のお写経となりました。

『芸術の秋』や『読書の秋』と言われますが

秋はお写経に取り組むにもとても良い季節ですね。

時折、鳥の鳴き声が聴こえるだけの静かな本堂で、ゆったりと気持ちを落ち着けて

仏様に見守られながらするお写経には、深い趣があるように思います。

今回は、ホームページをご覧になってお写経に来てくださった方もおられて、

初めてのお写経体験に、心地よい疲れと、清々しい楽しさを感じていただい

たようです。

本住寺では『妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五』の偈文、

所謂、『観音偈』をお写経していただいております。

観音偈はお写経で最もポピュラーな般若心経に比べて2倍強の文字数があります。

一度にお写経しようと思ったら、約1時間半から3時間程度かかってしまうのですが、

お手本を2枚に分けてあるので、1枚ずつ取り組んだり、

ご自分のペースで無理なく出来るようになっております。

お写経には、上手も下手もございません。

大切なのは、仏様と向き合い、丁寧に心を込めて取り組むことです。

慌ただしく過ぎていく日々の中で、

気持ちをリセットする時間が必要なのかもしれませんね。

お忙しい中、『観音経写経会』にご参加くださいました皆様、

本当にありがとうございました。

次回、11月の『本住寺信行会』は下記の通り開催いたします。

平成25年11月10日(日) 午後2時~
『信行唱題会 11月』

平成25年11月16日(土) 午前10時~午後8時
『観音経写経会 11月』

どちらも参加費無料!手ぶらでご参加いただけます。
(但し、お写経にはお手本代がかかりますので、ご了承ください。)

信行唱題会では、お焼香の時の作法について実践しようと思っております。

興味のある方は、是非お気軽にご参加ください!

心よりお待ち申し上げております。

秋たけなわの好季節となりました。

こぢょっこ寺こと本住寺の境内でも、各所で秋を感じております。

そんな秋のこぢょっこ寺の近況を少しお知らせいたします。

鐘楼の横にある柿の木は、3個しか収穫できなかった昨年とは違って、

枝がたわむほどに赤い実をたわわにつけております。

こぢょっこ寺らしく、実は小ぶりなのですが、甘くて美味しい秋の味です。

だいぶ色付いてはいるものの、熟れるまではもう少し日にちがかかりそうです。

高枝切り鋏も新調したことですし、今から収穫がとっても楽しみです。

それから、こぢょっこ寺の藪椿の種も収穫中です。

一昨年は住職達二人だけで拾い集めた椿の種ですが、

昨年からは近くの檀家さんご夫妻が毎日のように来ては、

コツコツと拾い集めてくださっていて、とても有難いです。

収穫した種は、製油所で搾っていただき、美味しい椿油となります。

製油所に送った昨年の種の搾油が間に合ったらなのですが、

来月の御会式で椿油のアラレか芋天を皆様に食べていただこうと考えています。

昨今は桜の狂い咲きがニュースになったりしますが、

こぢょっこ寺でも桜の花が咲きました。

と言っても、狂い咲きではなく、秋に咲く『四季桜』でございます。

秋晴れの青空に小さな花が揺れる様が、儚げでとても可愛らしいです。

日蓮聖人が御入滅された折りには、時ならぬ桜が咲いたといわれており、

それに因んで、本堂再建の際、裏の斜面に3本の四季桜を植えました。

年々つける花の数が増えていっており、嬉しい限りです。

さて、本堂横の小さな庭に、秋の七草のひとつである藤袴が咲きました。

檀家さんから株分けしていただいたものが根付いたもので、

写真では分かりにくいのですが、紫紅色と白の二種類が咲いています。

宿根草なので、植物を育てるのが苦手な妙紀でもほったらかしで大丈夫!

その藤袴に、今年は美しいお客様がいらっしゃいました。

薄い青緑色の羽が印象的な『アサギマダラ』です!

浅葱色の羽がヒラヒラト舞う様子は、とても優雅ですね。

最後になりましたが、本日は旧暦の9月13日で『十三夜』となります。

先月の仲秋の名月とならび、美しい月夜とされております。

季節柄、豆や栗をお供えしてお月見することから

『豆名月』や『栗名月』とも言われております。

今宵は美しい月を眺めながら、秋の夜長を過ごしてみるのは如何でしょう?

 

天気予報の通りか、朝から雨がそぼ降る中、本住寺では9月の境内清掃がありました。

今回の当番は本住寺のお膝元、5班『遠田』地区の皆様です。

雨の中、早朝よりご参加くださいました皆様、

本当にありがとうございました。

さて境内清掃を前にして、境内周辺がなんだかスッキリとしているような…

それもその筈です!

遠田地区の方が、境内清掃に先駆けて、大方の草刈りをしてくださっていたのです。

おかげで作業もスムーズに進められました。

草刈機を操る人達は息もピッタリ!

参道脇の足場の悪い斜面をどんどん刈り進めていきます。

草刈機で刈りきれなかった部分も手で刈っていきます。

女性陣は、境内に生えている草を取ったりと、

女性ならではの細やかな作業をしてくださいました。

しかも、その作業のスピードの速いこと!

さすがですね!!

 

雨が降って、少し涼しい中での境内清掃となったのですが、

合羽を着こんでの作業は、どうやらサウナスーツ効果があったとか?!

失った水分を冷たいお茶で補っていただき、本日の清掃作業は終了しました。

5班『遠田』地区の皆様、本当にありがとうございました!

本住寺の境内清掃は、檀家さんの地区ごとに5班に分け、5・7・9・11月の年4回行っております。

次回は11月10日(日)1班『関屋』地区の当番となります。

 年内最後の境内清掃となりますので、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

平成25年8月17日(土) 午前10時~午後8時
観音経写経会 8月

平成25年8月18日(日) 午後2時~
信行唱題会 8月

お盆を終えたこの週末、本住寺では8月の信行会を執り行いました。

炎熱地を焼くような残酷暑のさなか、ご参加くださいました皆様、

本当にありがとうございました。

今月の観音経写経会は、猛暑の屋外とは世界を別にした、涼しい本堂でのお写経です。

蝉の鳴き声を聴きながら、じっくりと取り組みます。

毎月、熱心に写経会に来られる方から、

「忙しい日々の中、静かにお写経に取り組むと、時間を得した気持ちになります。」

という、もったいないお言葉を頂戴しました。

お寺でお写経をする時間をこんなにも大切に思っていただけるとは、

大変嬉しいものです。

激しい変化の真っ只中を生きていくには、こうして仏様と向き合い

静謐な時間を過ごすことも必要なことなのかもしれません。

『観音経写経会』にご参加くださいました皆様、

本当にありがとうございました。

今回は続いて翌18日が、信行唱題会の日です。

今回は、久し振りにご参加くださった方もいらして、とても賑やかになりました。

まずは、冷やし甘酒を頂きながら、少し法話をさせて頂きました。

その後、御宝前に移動し、お数珠のさばき方等を復習した後、

前回から始めた『求道同願会』の唱題行の式次第にそっての唱題行となりました。

唱題では今まで通り、団扇太鼓を叩いてたくさんのお題目をあげました。

大きな声を出し、太鼓も叩いたおかげで、大汗をかきましたが、

残酷暑の午後、皆様と共に大変いい修行ができました。

その後は、冷やしぜんざいを頂きながらのお喋りタイムです。

最近の親子関係や書道の話など、様々な話題について談笑しました。

今回の参加者の中に書道の先生が二人もおられたこともあり、

特に書道の話では大変盛り上がり、勉強になりました。

こうして皆様と共に楽しい時間を過ごせることは、とても有難いことですね。

今月も『信行唱題会』にご参加くださいました皆様、

本当にありがとうございました。

さて、次回の本住寺信行会は下記の日程となります。

平成25年9月8日(日) 午後2時~
『信行唱題会 9月』

平成25年9月21日(土) 午前10時~午後8時
『観音経写経会 9月』

どちらの会も初心者歓迎!参加費無料!手ぶらでご参加いただけます。
(但し、お写経はお手本代がかかりますので、ご了承ください。)

興味がある方は、是非お気軽にご参加くださいませ。

2013年9月1日(日) 12時30分~

六ツ森ケイ子こぢょっこでらいぶ VOL.18

移り行く季節と共に開催しております『こぢょっこでらいぶ』も

おかげさまで18回目となりました。

小さなお寺の静かな本堂に、やさしい音楽と笑顔が溢れる楽しいライブです。

とてもアットホームなライブとなっておりますので、

初めての方でも、お一人様でも、和気藹々とお楽しみいただけます。

また、六ツ森先生による『季節を感じるおもてなし』も、お楽しみの一つです。

普段の本住寺とは趣を異にした、この日限りの素敵な雰囲気をご堪能ください。

夏の名残と秋の始まりを感じる『こぢょっこでらいぶ』はいかがでしょうか?

興味を持たれた方は、是非、お気軽にお越しくださいませ!

 

尚、『こぢょっこでらいぶ』はチケットの事前購入が必要となります。

六ツ森ケイ子こぢょっこでらいぶVOL.18

2013年9月1日(日)12時30分~

チケット 3500円

数に限りがございますので、お早目にお問い合わせください。

妙見山 本住寺 六ツ森楽器店オンラインショップ
倉敷市真備町服部1587  

TEL:080-5233-1270(熊代)

FAX:086-423-5237

URL:http://www.mutsumori.com/ 

TEL:090-7993-7003