
カテゴリ ‘こぢょっこ行事’
合掌と心の繋がり ~信行唱題会6月~
6月24日(日) 午後2時~
カラリと晴れ上がったわけではありませんが、風がここちよい梅雨の合間の午後、
こぢょっこ寺では、6月の信行唱題会を執り行いました。
ご参加下さいました皆さま、ありがとうございました。
御宝前においていつも通りの作法の確認をしたあと観音経を読み、
そして団扇太鼓を叩きながらの唱題行で一汗かきました。
窓から入る風がとても心地よく感じるのも、この季節ならではですね。
ゆっくり呼吸を整えながら心を鎮める深心行では、鳥の囀りに心が和らいできます。
深心行の後には、祈願回向文も毎回皆で唱和しています。
優しい言葉で書かれた肝文に、今を生かされていることへの感謝を新たにしました。
さて、御宝前でのお経と唱題行が終わったら、お座敷での法話です。
美味しいお菓子を食べながら、皆さんと談笑する楽しいひとときです。
来月からはお盆の月です。
お盆がくると懐かしく思い出されるのはご先祖さま、先人たちからの命の繋がりですね。
その中で今現在があること、生かされていることに感謝できる信仰心を持ち、
自分の奥底にあるすべての存在との繋がり、仏さまとのご縁に感謝しましょう。
次回の信行唱題会は7月29日(日)午後2時からです。
どうぞご参加下さいませ!
閏年の花まつり
5月28日(月)10時30分~
** 花 ま つ り **
釈 尊 降 誕 会
ご報告が遅くなってしまいましたが、春から夏へと季節が移ろう旧暦の4月8日、
本住寺では誕生仏に甘茶をかけて祝う「釈尊降誕会(花まつり)」法要を行いました。
今年は月遅れよりもさらに20日も遅く、花も少なくなりかけた頃と思われましたが、
見事な百花繚乱の装いに囲まれ、お釈迦さまも大変お喜びのことでしょう。
本堂建て替えの際に発見・救出され、皆さまと共にあるようにと出現された、こぢょっこ寺の誕生仏像。
総代さんが子供のころに参って以来と聞くと、およそ半世紀もの間、甘露の法雨に浴しておりませんでした。
その花まつりを復活させて、今年で3年目となります。
こうして皆さまの真心と共にお祀り出来る事は本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです!
本当にありがとうございました!!
今年は甘茶を16リットル!も沸かし、お参りいただいた方にもお分けしました。
来年は日にちをただ旧暦にするだけでなく、皆さまがお参りしやすいように考えてみようと思っております。
良きご守護に感謝 ~信行唱題会5月~
5月13日(日) 午後2時~
風薫る5月、午前中の境内清掃を終えてさっぱりとした午後、
こぢょっこ寺では月例の信行唱題会を楽しく執り行いました。
ご参加下さった皆さま方、ありがとうございました。
毎回、御宝前での作法の復習などから始まりますが、
何度も繰り返している内に、もう自然と身について来たような気がします。
細かい点を確認しながらも、それぞれの動きがスムーズになってきましたね。
開経偈に観音偈の読経から団扇太鼓を叩いての唱題行も、
大きな声が出ている人の口元はどうなっているのかと見たりして唱えた方も。
普段の生活で大きな声を出すことはあまり無いと思いますが、
読経や唱題などを通して大きな声を出すことは、
腹式呼吸に繋がり、身体にとっても良いことです。
その後は、心を深く静め呼吸を整え、皆で祈願回向文を唱和しました。
住職の法話では、お仏壇の仏飯など日々の心がけについて少しお話しさせていただきました。
私たちは皆それぞれ守護神やご先祖さまなどに見守られて生きています。
遥かな昔からの霊的な繋がりの中で、今を生かされているのですから、
この世で起きるすべてのことを他人事とは思わず、
自分にも関係あるものとして考えてみることが必要ではないでしょうか。
近々お祀りされることになる、檀家さんのお仏壇のお祖師さまのご尊像のお顔を拝しながら、
一期一会の良き出会いと日々のご守護に感謝したいと、あらためて思いました。
大震災の東北復興支援のお菓子を一口でぱくっと食べてもらいながら、
6月12日(火)に岡山市民会館で催される「心ひとつ」と題した
東日本大震災復興祈念・慰霊法要についてのご案内もさせていただきました。
こちらも希望者を募り、こぢょっこらと参加させていただけたら思っております。
次回は6月24日(日) 午後2時~
ぜひご参加ください!!