10月, 2011

色付く柿は秋の色 ~信行唱題会 十月~

10月23日(日)午後2時~

稲刈り、実りの秋真っ盛り、10月の信行唱題会です。

深まりゆく秋…。

本住寺に一本だけある柿の木も、今年はたわわに実をつけております。

日に日に色見を増してゆく柿の実を見ていると、しみじみ秋を感じます。

重たげに下がった枝から柿の実を収穫し、お茶請けにお出ししてみました。

柿は嘉気(かき)とも言われ、めでたい兆しや運気が上がる食べ物なのだとか。

旬の柿を美味しく食べて運気が上がるのですから、こんなに嬉しいことはありませんね。

それから、今日は檀家さんの一人から、嬉しいお土産をいただきました!

身延山名物の『みのまん』と、ワイン用のブドウが入っている『月の雫』というめずらしいお菓子で、早速、皆さんと一緒にいただきました。

『どうしてもお参りに行きたくなって…』と、単身・日帰りで身延山へ行って来られたそうで、お土産話にも花が咲きました。

久しく総本山へのお参りが出来ていない住職にとっては、とても羨ましいお話でした。

身延のお山は、何度訪れても本当に素晴らしいところで、気持ちが洗われます。

お寺の再建もできたことだし、近いうちにお参りに行く機会を作りたいと思いながら、はや数年が経ちました。月日の経つのは早いものですね。

 

唱題行に先立ち、お経や作法について、少しお話をさせていただきました。

こうして皆さんと共にお釈迦さまの説かれた教えについて少しずつでも触れていくことができるののは、

とても嬉しく、有り難いことだと思います。

そして回を重ねるごとに思うことですが、

だんだん良くなる法華の太鼓!

お題目を大きな声で繰り返していくうちに、打ち鳴らす太鼓の音も力強くなっていきますね。

一生懸命にお題目を唱えた後は、呼吸を整えながら、心を鎮める深心行です。

姿勢を正して、目は閉じてしまわずに、静かにゆっくりと深~い呼吸を繰り返します。

御宝前のお祖師さま方! 今日の法味は如何でしたか。

 

次回の信行唱題会は

11月20日(日)午後2時~です。

が、その前に11月7日は旧暦10月12日となり、午後6時半より本住寺の

「お会式」がございます。より大勢の皆さんと共にお題目が唱えられますように、

どうぞお誘い合わせの上ご参集下さいませ。

 

ご縁と学びのひととき ~Facebook講習会~

今日から10月に入り、いよいよ秋が深まってまいりました。

本住寺にある金木犀も小さな花を沢山つけ、境内いっぱいに香っております。

この香りを嗅ぐと、しみじみ『あぁ、秋だなぁ』と感じますね。

空を見上げると、うろこ雲が広がっていました。

さて、秋と言えば『食欲の秋』『スポーツの秋』『読書の秋』等々、連想されるものが沢山ありますね。

毎年専ら『食欲の秋』な日々を送っていたりしますが、本日は『学びの秋』と洒落込んで、こちらも今が旬なフェイスブックの講習会に行ってまいりました。

講師の方々の丁寧な説明を聞きながらパソコンの画面とにらめっこ! 四苦八苦しながらではありますが、何とかさわりの部分を実践できました。

新しい知識に触れることは、難しくもありますがとても刺激的で、寝ボケ頭の防止にもなり楽しいものです。

それから、今回の講習会にご一緒させていただいた皆様との新たなご縁も嬉しいものでした。

お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

今回学んだことを、どうお寺作りに活かしていけるのかわかりませんが、『来られた方が笑顔になれる』お寺になるようスマイルフェイスのブック作りにいそしんでまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。