薫るお香とお題目 ~信行唱題会3月~
平成24年3月18日(日)
午後2時~
午後からは雨が上がり、弥生3月の信行唱題会です。
お彼岸に入ったこともあり、いつもより参加される方は少なめの
『こぢょっこら』とした信行唱題会となりました。
お忙しい中お集まり下さった皆さま、ありがとうございました。
信行唱題会では普段の生活でも使える仏事の作法についても取り入れ、実践しております。
今回の作法コーナーでは、お家で法事をする時に行う『回し焼香』について取り上げてみました。
皆さんはお葬式や法事などでお焼香をする際には、大抵3回すると思います。
法要で導師がお焼香を3回するには、ちゃんと意味があり、
①天魔波旬(人の善行を妨げる悪魔)が遠離しますように
②仏祖(お釈迦様)が影現しますように
③諸天善神の擁護を受けられますように
と念じながらするのだそうです。
住職から説明があった後は、早速実践です!
お香の煙が本堂に充満し、爽やかな良い香りに包まれます。
香炉を順番に回していく作法は、お茶席でお菓子を回していく作法とよく似ているのではないでしょうか。
お焼香の実践の後は、いつものように合掌礼拝・読経・唱題行・深心行をしました。
唱題行ではお題目の声も大きく、太鼓のリズムも揃い、みんなの心が一つになっているのが感じられます!
お家のお仏壇の前でも合掌礼拝を実践してくださっているという方もいらっしゃいます。
そういうお話が聞けるのは、本当に嬉しいものですね!
さて、本堂での実践が終わった後は、恒例の法話です。
法話の時にはお茶とお菓子をお出ししているのですが、
今日は別府真澄さんが大学芋を作ってきてくださいました!
お芋も勿論、別府さんが作られたものです。
ホクホク甘~くて、とっても美味しかったです!!
♪ ありがとうございました ♪
次回の信行唱題会は
4月15日(日)午後2時からです。
春の始まりと共に、生活の中にお題目を取り入れてみませんか?
興味をお持ちになった方は、是非一度足をお運びください!