護る心に感謝 ~宗祖御入滅第731回忌 御会式~
11月25日(日) 午後6時30分より
宗祖御入滅 第731回忌 本住寺 御会式法要
本住寺の御会式は、毎年旧暦10月12日のお逮夜にあわせて執り行います。
日に日に寒さが増していく中、当山でも日蓮聖人にようやく綿帽子をおかけいたしました。
さて、今年はなぜが玄関の鍵がしまっていて、
来られた総代世話人の皆様方を(ピンポンも釣鐘もないお寺なので…)外で待たせてしまったり、
用事で外出していた妙紀の渋滞で遅刻というハプニングもございましたが、
なんとか無事に御会式法要を納めることが出来ました。
今年は、法要の後にお接待として「お赤飯と芋煮汁」をお出ししました。
お昼から、遠田の別府さんを中心に信行唱題会の有志がお手伝いに集まってくださり、
和気藹々とした雰囲気の中で、お接待の準備をさせていただきました。
寒さが増していくこの季節、温かい芋煮汁は喜んでいただけましたでしょうか?
法話でもお話ししましたが、本住寺は檀信徒の皆様の温かな心で成り立っております。
本日の法要に先立ち、境内の清掃やお接待の準備をお手伝いくださった方々は勿論、
玄関前に置かれた綺麗な鉢植え、墓地斜面に植えられた沢山の紫陽花、お床など各所に活けられた花々、
また、いつの間にか綺麗に草が刈られていたり、参道が掃き清められていたり、
藪椿の種も拾い集められていたり…。
数え上げるとキリがありませんが、様々な方がそれぞれの形でお寺の護持に努めてくださっています。
檀信徒の皆様の尊く、有り難いお心に感謝し、心より御礼申し上げます。
お寺を建て替える以前から総代世話人の皆様で護ってきた「御会式」の法要ですが、
今後も絶えることなく、檀信徒の皆様と共にある楽しいお寺をめざして、
より多くの皆様にお参りいただける行事として精一杯勤めてまいりますので、
まだ参ったことのない方もお気軽にお参りくださいますよう
どうぞよろしくお願い申し上げます。