お寺を護る~本住寺の御会式

平成27年11月23日(月・祝)
宗祖日蓮大聖人 第734回忌 御会式法要

御会式法要1

旧暦10月12日のお逮夜に合わせて、

宗祖日蓮大聖人第734回忌御会式法要を執り行いました。

事前の天気予報では雨が心配されておりましたが、

お天気にも恵まれ、無事に終えることが出来ました。

法要にご参列くださった皆様、お手伝いくださいました皆様、

それから、様々な形でご協力くださいました皆様。

本当にありがとうございました!

御会式法要2

本住寺の御会式は、お寺の唯一の行事として、

檀家さんの手によってずっと守られてきました。

まだお寺が古かった頃の御会式は、

近所の檀家さんが本堂の掃除をし、地区の総代さんがお供えを用意し、

本堂で住職と総代世話人さんで法要をするだけの、

本当にささやかなものでした。

新しい本堂が出来上がり、落慶法要をきっかけに、

新生・本住寺の御会式はスタートいたしました。

檀家さん有志のご協力のもと、お赤飯と芋煮汁の準備をしたり、

総代世話人さん方だけではなく、信行会の方や近所の講中の方にも

こぞってお参りしていただくようになったり、

信行会の参加者を中心に法要を盛り上げたり、

法要の後には、みんなで温かい芋煮汁を食べながら談笑したり。

少しずつ、本住寺らしい御会式を作り上げてまいりました。

お接待1 美味しい!

お赤飯は、もち米や小豆をお供えしてくださるだけではなく、

調理器具等も全て持参の上、手際よく蒸し上げてくださいます。

芋煮汁の材料は勿論、御宝前のお供えに使うお野菜まで、

丹精込めて作られたものが、沢山お供えされるようになりました。

お陰様で、御宝前のお供えは豪華になり、

芋煮汁はお精進でお出しできるようになりました。

芋煮 お赤飯

お赤飯や芋煮汁の準備からお茶出し、お供えを分ける作業に片付けまで、

お接待全般を、信行会の面々が労力を惜しまずしてくださいます。

お手伝いくださる方々に、御礼を言うと、

『お手伝いさせていただけることが、本当に有難いんです』

と、笑顔で返ってきて、本当に感激しました。

行事の形が変わっても、

本住寺は檀家さんに守られていることを

じんわりと感じる御会式となりました。

古いお寺を護ってきてくださった檀家さん達、

今の本住寺を護ってくださる檀家さん達、

そして、これからの本住寺を護ってくださる檀家さん達も。

本住寺とご縁をいただき、

皆さまとの温かいご縁をいただけたことに、

この場をお借りして、心から感謝申し上げたいと思います。

本当にありがとうございます!!

開花

これからも、本住寺をよろしくお願いいたします。